本日は看護師のタスクシフトについて投稿したいと思います。
というのも私は2023年3月に特定行為研修を終了し、その後特定行為を実践しながら集中治療室で働いています。私が可能な特定行為は集中治療パッケージなので動脈採血や動脈ライン確保、中心静脈カテーテル抜去や人工呼吸器設定変更など6区分12行為になります。
特定行為ができるようになってよかったと思うことは医師のいない状況でも手順書に従って特定行為を行うことができるため、より迅速に患者さんの状態に応じて対応することが可能です。すぐに状態評価したい時には動脈採血により血液ガス検査もできたりと医師が到着する前により多くの情報を集めて報告することが可能になったことでその後の治療もスムーズにいくなと思うことが多くあり、特定行為研修を受講してよかったと感じることが多いです。
しかしその一方で普段の業務に加えて特定行為を実践しないといけないため、業務量が多くなっている現状です。多い時には1日に8行為くらい特定行為を実践することがあります。医師の働き方改革でタスクシフトのために特定行為研修を終了した看護師が特定行為を実践するというのは本来であればいいことです。しかし、その実践する私達看護師の業務はシフトされないまま、医師の業務がシフトしてきているのでひっ迫するのは当然ですよね?笑
またその忙しい姿を若いスタッフが見ており、特定行為を受講した後は忙しそうだから受講したくないといった意見も出ており、本当にこの状況が続くことは負の連鎖になりかねないなと思っています。
いきなり色んな体制を整備するのは難しいため少しずつやっていかないといけないと思います。
しかし他の施設ではどのような取り組みを行なっているのか参考にさせていただきたいなーと思っています。
なので是非ご意見を聞かせて頂けたらと思い今回は投稿させていただきました。
TOPページにある「お問い合わせ」からご意見頂けますと幸いです。
それ以外の感想や質問等も気軽にお問い合わせいただけたらと思います。
気楽に意見交換をできたらなーと思っていますのでよろしくお願いいたします。
ヒラシャンNs
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